Wordワンタイムレッスン・教員(劇作家)Kさんの場合

こんにちは、MOSのがむです。今日は私の開催するWordワンタイムレッスンの様子をご案内いたします。

この記事は、生徒さんご本人の許可をいただいた上で掲載しています。

Wordワンタイムレッスンの概要はこちら

今回ご応募いただいた生徒さんは、教員でありながら演劇の劇団を自ら主宰する演出家 兼 劇作家のKさんです。レッスン場所は、池袋近くのカフェ。

では、今回もレッスンの流れを見てみましょう。

事前質問

生徒さんにはレッスン前にいくつかの質問に答えていただいています。ざっとリストにすると、

  • Word歴
  • お使いのWordのバージョン
  • 普段の使い方
  • 知りたいこと・使ってみたい機能・他質問等

これは、当日のレッスンをより有意義なものにするための下準備なのですが、Kさんの場合、こんなご要望がかえってきました。

「脚本やレポートを書く上で、
・独自のテンプレートを設定して、新規で書くときに使えるようにしたい
・スタイルのショートカットの設定
・おすすめの規定フォント(現状游ゴシックだが気持ち悪い)
・メイリオ等特定のフォントを使ったときに、行間が空きすぎていちいち設定しなければならない問題」

おお〜
これは、かなりWordを使い込んでいる方のようです。80分でKさんに満足していただくことはできるでしょうか。

 

問診(10分)

レッスン当日、カフェで挨拶を済ませるとまず今回のご要望を確認させていただきます。これはその日のレッスンに齟齬(そご)が無いように、という確認ですが、もう一つはお話している間に「こんなことも聞いてみたい」という新たな質問をすくい取るための時間でもあります。事前のメールのやり取りでは思いつかなかった質問も対面するとふっと浮かんでくる事があります。そういう疑問を思いついた時にその場ですっと投げかけられるのが対面レッスンの長所。私はこの時間をお医者さんの「問診」という言葉を借りて、そう呼んでいます。

今回は、問診の中で新たに

  • 「Word起動のショートカットの割り当て」
  • 「行内ではなく、ページ内の中央揃え」
  • 「ルビを挿入した時の行間の統一」

についての質問が出ました。一つめの「Word起動」については、質問というよりは、私がWordをショートカットで立ち上げるところを見てKさんが「今どうやったんですか?」と質問されたのに対して「あ、これは…」と答えた感じです。このようにレッスンはラフに進みます。ここまでで約10分。ではいよいよレッスンの中身に入っていきます。

 

レッスン(60分)

Kさんは最終的にテンプレート作成を目標とされていましたので、私の方でテンプレートの雛形を作っていきました。

このテンプレートの中にKさんにお伝えしたいと思っている

  • おすすめのフォント
  • フォントによる行間の空白問題
  • スタイルに対してのショートカットキーの割り当て

が全て入っています。もちろん、このテンプレートをそのままお渡しするのがゴールではありません。このテンプレートはあくまで「こんな感じですか?」とイメージの共有をはかるための雛形に過ぎません。ゴールは、Kさん自身が、自分仕様のテンプレートを作成できるようになることです。

ちなみにおすすめのフォントには、Google×Adobeが共同開発したフリーフォント「Noto Sans CJK JP」「Noto Serif CJK JP」を選びました。Kさんはかなりのフォント通で、すでにお使いのPCの中には私も知らないフォントがぎっしり。それでもNotoシリーズはまだご存知なかったようで、気に入っていただく事ができました。

そして、このNotoシリーズにはメイリオと同じようにフォントによる行間の空白問題がありましたので、それを一緒に解決していく事でメイリオへもそのまま応用していただく事ができます。

続いてスタイルの設定は、上記添付写真をよく見ていただくとお分りいただけるように、「シーンタイトル」「ト書き」「表題」「本文」と、戯曲を書くために必要なスタイルのみがスタイルギャラリーの中に収められています。これらをKさんのWord環境の中に一緒に作成しながら同時にショートカットキーを割り当てていきました。
最終的にこの環境を「テンプレートとして保存」して、Wordを起動した時に選択できるようになりました。今後この方法を応用して様々なテンプレートを作成する事ができるでしょう。ここまでで約70分。

 

フィードバック(10分)

最後は、今日習ったことの復習ですが、Kさんは、すでにしっかり理解している感じが見受けられましたので、同じ劇作家としてぜひ知っておいていただきたい「3ページ目(任意)からのページ番号の挿入方法」をプラスしてお伝えしました。

これでのべ80分。最初はかなり濃い内容でしたので80分で足りるか心配していたのですか、Kさんが 、かなりWordに精通されていたこともあり無事目標地点まで到達する事ができました。あとで伺うと、Kさんは大学の卒業論文執筆でWordに詳しくなられたようです。「教授に教えてもらったんですか?」と伺うと「いえ、自分で」というお答え。私のレッスン中も仕組みから理解している感じで、まさに「一を聞いて十を知る」生徒さんでした。

後日、Kさんがツイッターでレッスンのご感想をアップしてくださいました!

Kさん、おつかれさまでした!!

 

この記事をご覧の皆さまへ
劇作家やシナリオライターにとってWordはプロ仕様に育てられるアプリです。ご興味のある方は、ぜひWordワンタイムレッスンをご利用くださいませ。

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